父が亡くなってから1ヶ月でやった手続き⑦|生命保険の受け取り申請とお金を守る意識

この記事では、「父が亡くなってから1ヶ月で行った手続き」シリーズの最終ステップ⑦として、生命保険の受け取り申請についてまとめます。

相続や保険の手続きは多くの人が初めて経験するもの。

保険金を受け取るまでの流れと、実際にやってみて感じた「お金をどう扱うか」の意識についても記しておきたいと思います。

  • 契約先や保険証券を確認したか

保険会社への連絡と申請の流れ

まず契約先の保険会社に連絡します。保険証券や契約番号を手元に準備しておくとスムーズです。問い合わせ後、申請書類が郵送されるので、必要書類を揃えて返送します。

私たちの場合、申請書と死亡診断書のコピーを提出しました。投函から10日ほどで入金があり、手続きとしてはとてもスムーズに進みました。

申請期限は保険会社によって異なりますが、3年以内が一般的です。ただし、遺してくれた大切なお金だからこそ、なるべく早めに申請して忘れずに受け取るようにしましょう。
申請期限については契約先の保険会社へ確認を取るのが確実です。

受け取ったお金は「守る」意識を大切に

保険金を受け取ると、「どう使うか」を考え始める方も多いと思います。
私と妹も、父の保険金は今後の母の生活資金にするのが最善だと考えていました。

母もその考えに納得してくれましたが、実際にお金を受け取った時、「使い道はまだ思いつかないけれど、きちんと活かしたい」と、どこか責任感のような気持ちを口にしていました。

その言葉を聞いて、私自身も「母と一緒に考えなければ」と気を張っていました。
けれど、どこから手をつけていいか分からず、少し焦る気持ちもありました。


そんな中、ネットやYouTubeで「何か良い方法はないか」と探しているとき、ある動画の一言が心に残りました。
「遺してくれた大切なお金は、まずしっかり守ることだけを考えればいい」。

その言葉を聞いて、はっとしました。
すぐに使い道を決めなくてもいいんだ、と気持ちが軽くなり、そのまま母にも伝えてみました。

母はもともと家計簿をつけていましたが、生活スタイルが変わることで、毎月どのくらいの支出になるのか不安があったようです。
「これからの生活費を把握してから、どう使うか考えても遅くないよね」と話し合い、少しずつ気持ちが落ち着いていきました。


そこから「まずは今後の生活費の把握から」と、家計管理を見直すことにしました。
これまでさまざまな手続きを専門家に相談して進めてきましたが、お金の使い方については、自分たちで責任をもって決めようと思いました。

おかげで、父が亡くなってから1年が経つ今も、父の遺してくれたお金をきちんと守りながら、安心して日々を過ごせています。

シリーズ全体の手続きをまとめたハブ記事はこちら:
父が亡くなった後の手続きまとめ(ステップ①~⑦)

まとめ

生命保険の手続きは、書類を揃えて申請書を返送するだけのように見えますが、実際には「どのタイミングで」「どんな書類が必要か」を確認しておくことが大切です。
申請期限もありますので、早めに動くことで気持ちにも余裕が生まれました。

そして、受け取ったお金については「どう使うか」よりも「どう守るか」を意識することが、
焦らずに次の一歩を考えるきっかけになると感じました。

母にとっても、普段手にすることのない金額を前に戸惑いがありました。
私と妹もそれぞれ遺産分割としてまとまった額の父の預貯金を受け取りましたが、「安心感」はあっても「嬉しい」とは思えませんでした。
「本当は父の人生をもっと豊かにするために使ってほしかった」——そんな思いもありました。


それでも、父から引き継いだ大切なお金でもあります。
誰かに任せてしまうのではなく、自分たちで時間をかけて考え、どう守り、どう活かしていくかを丁寧に選ぶことが、いまの私たちにできることだと思っています。

父が亡くなってからの1か月、戸惑いながらも一つひとつ手続きを進めてきました。
それぞれの手続きが少しずつ形になっていくことで、心の整理も進んでいったように思います。
この記録が、同じように大切な方を見送り、手続きを進める方の安心につながれば嬉しいです。


前のステップはこちら:
家族が亡くなった後の手続き⑥|相続登記は司法書士に相談して進めた話

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