母の家計管理の不安を知り、準備を一緒に進めてみた話 〜遺してくれた大切なお金を、これからの暮らしのために守る〜

母の家計管理の不安を知り、これからの暮らしに向けて準備を一緒に進めた体験をまとめた記事 これからの暮らし

きっかけ

父の葬儀などが一通り済んだ頃、
母との何気ない会話の中で、

「家計管理をちゃんとしなきゃ…」
「色々整理はしておきたい…」


と、漠然とした不安を抱えていることを知りました。

話をしていく中で分かってきた一番の不安は、

保険金という大きなお金を受け取ったあと、どう扱えばいいのか分からない

という点でした。

そこで、不安を減らすには「正解を教える」よりも、

一緒に家計管理の準備を進めてみること が良いのではと思い、

まずは今ある口座やクレジットカードを一緒に確認するところから始めました。

意識した3つのこと

  • なるべく手続きや申請を母自身に挑戦してもらう。(最後に決めるのは自分自身!)
  • 「まずやってみて、合わなかったら止めれば良いよ」と毎回伝える。(やってみないとわからない!)
  • 引き止めには「終活です」の一言で突破する(迷わないために・笑)

一緒に向き合ってみた成果

※ちなみに、母が使っているのは自分も普段から使っているネット銀行とネット証券、格安SIMです。

操作に迷ったときにすぐフォローできる、という点を一番重視しました。

ネット銀行・証券の口座開設

メガバンクの銀行口座と証券口座のみ所有していました。

まずは不要な勧誘を回避して父が遺してくれたお金をしっかり守れるように口座開設を勧めてみました。

自分も使っていること、証券口座を開設することで銀行と合わせて2000万円は保証枠ができると伝えたところ、ネット銀行を使ってみようと決まりました。

同時にメガバンクでのNISAもやめて、今年からネット証券に移管しました。
(売却額はそのままインデックス投資の資金にしました)

保険金の入金後も不要な勧誘はなく、アプリも使いやすいようで、順調な滑り出しでこれだけでも随分不安は減ったようでした。

ゆうちょ銀行口座の解約

使う機会も減り、無くても困らないとのことだったので、じゃあ、やめちゃおうかとなりました。

すっかり忘れていた定期預金があったようで、50万円程の埋蔵金!?が出てきてお互いビックリしました。

クレジットカードの整理(4枚→1枚)

父のクレジットカード解約と併せて進めました。

普段使いしているのは1枚と分かり、不要なカードで不正利用に遭っても困るので全て解約手続きへ。

父の口座から引き落としになっていた水道・光熱費もクレカ支払いにまとめてみることにしました。

最初は1枚のみで不安もあったようですが、3ヶ月ほど経って生活に支障ないことも分かったのかスッキリしたと言ってくれました!

母の携帯電話の見直し(格安SIMへ切り替え)

使用状況を話し合い、契約プランを見直してみました。
その結果、通信費を以前の半分以下に下げることに繋がっています。

SIMカードの入れ替えや初期設定は、ほぼ自分で突破していました。

父の携帯番号を残した理由

父の携帯については、母とは少し違う判断をしました。

気持ちの部分が大きかったのですが、父の携帯を解約することで、 これまでの家族のやりとりが消えてしまうことを、家族全員すんなり受け入れられませんでした。

そこで、亡くなる前に母の名義になるよう変更手続きだけはしておき、 現在は月額290円のプランで番号を維持しています。

費用だけでなく、気持ちの面も大事にして、我が家ではこの判断でよかったと感じています。

家計簿アプリの導入

しばらくして母から1ヶ月の生活費をちゃんと把握してみたいと相談も出てきたので、自分はアプリで把握していることを伝えました。

口座やクレジットカードの整理も一通り済んでいた時期だったので、母も使ってみることに。

今は自分なりに見やすくなるようになるべく触るようにしていると言ってます。

終わりに

これは、2024年10月に父が亡くなったあと、 約2ヶ月ほどの間に進んだ出来事です。

もし、何も起きていない平穏な時期に
「家計管理を見直そう」とだけ伝えていたら、
ここまで一気には進まなかったかもしれません。

物事を進めるには、
無理に動かすのではなく、潮目を見極めることも大切
なのだと感じました。

1年経過して

今年の母の家計は約100万の黒字。

年金支給のない月では赤字になるものの、年間ではしっかり黒字にしていました。

お金の流れを整理して、分かりやすくできたことで、漠然とした不安は薄らいでいるようでした。

実は母はまだまだクレカ払いに慣れず、現金払いの方がしっくりくるというのが正直なところのようです。

ここは焦らず慣れてもらえれば良いかな、ぐらいに構えています。

自分の家計管理もまだ進行中ですが、

学んできたことを活かしながら、

母親と並走できるのも悪くないなと思っています。

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