住宅ローン借り換え体験談|地銀で引き止められなかった現実と100万円弱の成果


この記事は、約1年半前に、私が住宅ローンを借り換えて
どれだけ変わったか(数字・実感・判断)を
体験をもとにまとめています。
※金利などについては当時の数字となります。

借り換えを考え始めたきっかけ

住宅ローンを借りた当初、正直なところ
「借金をしている」という意識は
あまりありませんでした。

家を買うときは住宅ローンを組むのが当たり前で、
どこか「ローンを組んで一人前」「みんなそうしているもの」
という感覚が強かったと思います。

その後は、毎月の返済を淡々と続けるだけで、
金利について深く考えることもありませんでした。
そんな意識が変わったのは、住宅ローン控除が終わる年を迎えた頃です。

あるとき、住宅ローンの金利を調べてみました。
ネットで各銀行の変動金利を見ていると、自分が借りている条件よりも、
明らかに低い金利が並んでいました。

「こんなに差があるものなのか」

そのとき初めて、
住宅ローンもれっきとした“借金”であり、
金利の違いが支払総額に直結するのだと実感しました。

借り換えシミュレーションを使って試算してみると、
諸費用を差し引いても無視できない差が出ました。

一方で、地元の銀行に「借り換えを考えている」と伝えることには、
正直なところ抵抗もありました。

それでも数字を見返すうちに、
借り換えしてみようという気持ちになりました。

住宅ローンも借金である以上、
条件を見直すのは特別なことではない。
そう考えるようになり、借り換えを本格的に検討することにしました。

地銀に相談してみたら、こうだった

正直なところ、
地元の銀行に電話をかけるときはかなり緊張しました。
まずは、そのときの“伝えた内容”から共有します。

  • 住宅ローンの借り換えを検討していること
  • 現在の条件から、金利の引き下げ対応が可能かどうか

担当の方は話を聞いてくれ、
現在の残債額、
借り換え予定の銀行の金利などを確認されました。

その上で、「一度こちらで調べてから、あらためて連絡します」
との返答があり、結果を待つことになりました。

その間、借り換え先の手続きを止めてしまうのはリスクだと感じ、
並行して申し込みを進めることにしました。
候補は、シミュレーションを行った A銀行B銀行 の2行です。

住宅ローンの借り換えは、
申し込み → 仮審査 → 本審査 → 契約 → 融資
という流れで進みます。

少しでもスムーズに進めるため、まずは仮審査までは通しておきたいと考えました。
ネットから申し込みを行い、仮審査の結果が届いたのは約4日後。
A銀行、B銀行ともに仮審査は通過することができました。

この結果を手に、あとは地銀からの連絡を待つだけとなりました。

拍子抜けするほど、借り換えはあっさり進んだ

「調べてから連絡します」と言われてから、
2週間近く経っても連絡はありませんでした。

さすがに気になり、こちらから再度電話をすると、返ってきたのは
「ああ、そうでしたね」という反応 でした。

そこで、借り換え先の仮審査を通過していることも伝えました。
こちらも、準備を進めていることを示すためです。

その結果として返ってきたのが、

「今以上に金利を下げるのは難しいです」
「条件的には、借り換えをした方がいいかもしれませんね」

という回答でした。

こちらから行動しなければ、いつまでも回答はもらえなかったかもしれません。
その場で借り換えを進める旨を伝え、必要な手続きと書類の郵送をお願いしました。

あわせて、住宅ローン契約時に支払っていた保証金についても確認しました。
住宅ローン額の約2%を保証金として納めており、
返戻金があることが確認できました。

その振込が完了するまでは、地銀の口座を解約しないよう説明も受けました。
※口座整理についてはこちらの記事でまとめています

その後、1週間ほどで書類が届き、記入して返送。
こうして、拍子抜けするほどあっさりと、借り換え手続きは進んでいきました。

借り換えで金利はどれだけ変わったか【数字で比較】

仮審査を通過したA銀行とB銀行の金利条件は、ほぼ同等でした。
最終的にA銀行を選んだ理由は、次の2点です。

  • 口座の利便性が高かった
  • 金利を下げるための追加オプションが不要だった

A銀行に本審査を申し込み、約1週間で承認。
さらに指定された期日までに契約を進めることで、
当初提示よりも金利を引き下げられる提案を受けました。

最終的な金利条件は次のとおりです。
※いずれも変動金利です。

  • 借り換え前(地銀)→ 0.675%
  • 借り換え後(A銀行)→ 0.285%
  • 金利差 → 0.39%
  • 総メリット → 100万円弱

この差により、利息負担が軽くなり、元本返済の割合が増加。
総支払額は減り、返済期間も約1年短縮できる見込みとなりました。

借り換えには事務手数料がかかりましたが、
地銀で支払っていた保証金の返戻金を充てることができ、
新たな手出しは最小限に抑えられました。

最終的なトータルメリットは、100万円弱。

金利の引き下げ幅、返済構造の変化、費用面を総合的に考えると、
当時の自分にとっては「住宅ローンの借り換えをして意味があった」
と言える結果だったと思います。

今の金利推移と借り換えを振り返って

借り換えから数か月後、金利は上昇局面に入っていったように思います。
これまでに2回の見直しがあり、現在の金利は 0.685% です。

数字だけを見ると、借り換え前(0.675%)
とほぼ同水準に戻ったようにも見えます。

ただ、借り換えをしていなければ、
現在は1%を超えていた可能性が高いと考えています。

低金利の期間に、利息を抑えながら元本を減らせたことや、
金利が上がった今でも「悪化した」というより、

「もとに戻った」と受け止められています。

この感覚は、精神的にもかなりプラスに働いています。

今後は、繰り上げ返済も視野に入れながら、
家計管理を続けていくつもりです。

金利動向に振り回されすぎず、
コントロールできる部分に目を向けていきたいと考えています。

借り換えて実感したことと注意点

実際にやってみて感じた良かった点と注意点をまとめています。
これから借り換えを考える方の判断材料になれば嬉しいです。

まず1つ目は、住宅ローン契約内容をあらためて読み返したことです。
そもそも借り換え自体ができるのか、
契約条件の中に「借り換え不可」の記載がないかが不安でした。

実際には、そのような制限は見当たらず、
改めて問題なく借り換えが可能だと確認できました。

何か特別な知識があったわけではありませんが、
「まずは契約内容を確認する」だけでも、
動き出す不安はかなり軽くなりました。

2つ目は、残債額が大きい段階で借り換えを決断できたことです。
返済期間が長く残っているほど、金利差の影響は大きくなります。

3つ目は銀行に相談や交渉をしてはいけない」
という思い込みを手放せたことも大きな収穫でした。
実際には、冷静に条件を確認するだけの話でした。

一方で、残債額が少ない場合は、
借り換えのメリットが出にくいケースもあります。
その場合は、手数料をかけるより、繰り上げ返済の方が効果的なこともあります。

住宅ローンの借り換えは、あくまで選択肢のひとつ。
自分の条件で一度整理してみることが大切だと感じました。

住宅ローンと向き合って分かったこと

住宅ローンの借り換えは、
想像していたほど特別なものでも、怖いものでもありませんでした。

金利や手数料、「自分の住宅ローンと向き合うきっかけ」
になったことが、大きな収穫です。

借り換えによって金利は 0.39% 下がり、
総支払額ベースでは 100万円弱 のメリットが見込めました。
(当時の試算)

住宅ローンは長く付き合う借金だからこそ、
放置せず、契約内容を見直し、必要であれば相談・交渉を試みる。
その一歩だけでも、将来への不安は少し軽くなるはずです。

この体験談が、住宅ローンの借り換えを考えている方の判断材料になれば幸いです。

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