住宅ローン借り換え体験談|0.39%の金利差が、今になって意味のある選択だったと感じた理由

これからの暮らし


この記事では、2024年に住宅ローンを借り換えた実体験をもとに、

  • 借り換えを決断した理由
  • 地元銀行とのやり取り
  • 実際に得られたメリット
  • そして、その後の金利上昇局面で感じたこと

をまとめています。

※借り換え当時の金利や条件をもとに記載しています。

借り換えを考え始めたきっかけ

住宅ローンを借りた当初、正直なところ
「借金をしている」という意識は
あまりありませんでした。

家を買うときは住宅ローンを組むのが当たり前で、
どこか「ローンを組んで一人前」「みんなそうしているもの」
という感覚が強かったと思います。

その後は、毎月の返済を淡々と続けるだけで、
金利について深く考えることもありませんでした。

そんな意識が変わったのは、
住宅ローン控除が終わる2024年を迎えた頃です。

あるとき、住宅ローンの金利を調べてみました。
ネットで各銀行の変動金利を見ていると、
自分が借りている条件よりも明らかに低い金利が並んでいました。

「こんなに差があるものなのか」

そのとき初めて、
住宅ローンもれっきとした“借金”であり、
金利の違いが支払総額に直結するのだと実感しました。

借り換えシミュレーションを使って試算してみると、
諸費用を差し引いても無視できない差が出ました。

一方で、地元の銀行に「借り換えを考えている」と伝えることには、
正直なところ抵抗もありました。

それでも数字を見返すうちに、
借り換えしてみようという気持ちになりました。

住宅ローンも借金である以上、
条件を見直すのは特別なことではない。
そう考えるようになり、借り換えを本格的に検討することにしました。

地銀に相談してみた

正直なところ、
地元の銀行に電話をかけるときはかなり緊張しました。

伝えたのは次の2点です。

・住宅ローンの借り換えを検討していること
・現在の条件から、金利の引き下げ対応が可能かどうか

担当の方からは、
「一度こちらで調べてから、改めて連絡します」
とのことでした。

地銀から返ってきた答えは「借り換えた方がいい」

「調べてから連絡します」と言われてから、
2週間近く経っても連絡はありませんでした。

気になってこちらから電話をすると、
「今以上に金利を下げるのは難しいです。条件的には借り換えをした方がいいかもしれませんね」
という回答でした。

借り換え先の仮審査を通過していることも伝えたうえで、
その場で借り換えを進めることを決断しました。

あわせて、
住宅ローン契約時に支払っていた保証金の返戻があることも確認できました。

必要書類は郵送で届き、記入して返送するだけ。
想像していたよりも手続きはシンプルで、
借り換えは拍子抜けするほどあっさり終わりました。

借り換えで金利はどれだけ変わったか【数字で比較】

仮審査を通過したA銀行とB銀行の金利条件は、ほぼ同等でした。
最終的にA銀行を選んだ理由は、次の2点です。

  • 口座の利便性が高かった
  • 金利を下げるための追加オプションが不要だった

A銀行に本審査を申し込み、約1週間で承認。
さらに指定された期日までに契約を進めることで、
当初提示よりも金利を引き下げられる提案を受けました。

最終的な金利条件は次のとおりです。
※いずれも変動金利です。

  • 借り換え前(地銀)→ 0.675%
  • 借り換え後(A銀行)→ 0.285%
  • 金利差 → 0.39%
  • 総メリット → 100万円弱

この差により、利息負担が軽くなり、元本返済の割合が増加。
総支払額は減り、返済期間も約1年短縮できる見込みとなりました。

借り換えには事務手数料がかかりましたが、
地銀で支払っていた保証金の返戻金を充てることができ、
新たな手出しは最小限に抑えられました。

金利の引き下げ幅、返済構造の変化、費用面を総合的に考えると、
「住宅ローンの借り換えをして意味があった」
と言える結果だったと思います。

今の金利推移と借り換えを振り返って

借り換えをした当時は、
「0.39%下がるならやってみよう」という気持ちでした。

正直、約2年で現在のような金利上昇局面が来るとは
想定できていませんでした。

借り換え当時の適用金利は 0.285%。

その後、変動金利の見直しが続き、
2026年7月時点では0.935%になっています。

数字だけを見ると、
借り換え当時よりは大きく上昇しました。

それでも、借り換え前の条件のままだったら、
現在は1%を超える金利になっていた可能性が高いと思っています。

また、2026年6月にはボーナス返済分を一括繰り上げ返済し、
残債を減らすことができました。

そのおかげもあって、
現在の金利上昇を必要以上に不安に感じることはありません。

もちろん、これからも金利がどう動くかは分かりません。

ただ、当時の自分ができる範囲で借り換えを決断し、
その後も繰り上げ返済などで元本を減らしてきたことは、
今振り返っても良い判断だったと感じています。

借り換えて実感したことと注意点

良かったこと

・契約内容を読み返すきっかけになった

・残債が多いうちに借り換えられた

・銀行へ相談する心理的ハードルが下がった

注意点

借り換えは誰にでもメリットがあるわけではありません。

残債額や残りの返済期間によっては、
事務手数料を考えると繰り上げ返済の方が効果的な場合もあります。

借り換えの最終判断は、
自分の条件に合うかどうかで決まると思います。

住宅ローンと向き合って分かったこと

住宅ローンの借り換えは、
想像していたほど難しいものではありませんでした。

当時の条件で、
金利を下げられたことや
100万円弱のメリットが見込めたのも大きな成果でした。

ですが、それ以上に良かったと思うのは、

「住宅ローンを借りたまま放置しない」という意識が持てたことです。

住宅ローンは何十年も付き合う可能性が高い借金です。

だからこそ、

・契約内容をしっかり理解しておくこと。

金利を見直す意識を持つこと。

・その時点で自分に合った選択を考えること。

が大切だと感じています。

今回の体験が、
住宅ローンの借り換えを考えている方の判断材料になれば嬉しいです。

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