父が亡くなったあと、母は保険金を受け取り、
一人で家計を管理することになりました。
「何から始めればいいのか分からない。」
そんな不安を口にした母と一緒に、
銀行口座やクレジットカード、携帯電話の契約など、
お金に関わることを少しずつ見直していきました。
この記事では、実際に我が家で取り組んだ家計の見直しと、
約2年続けて感じた変化を体験談としてまとめています。
こんな方の参考になれば幸いです。
- 親が一人暮らしになり、お金の管理が心配な方
- 相続後の家計をどう整理すればよいか悩んでいる方
- 親と一緒に家計を見直した体験談を知りたい方
相続の手続きが終わっても、暮らしの見直しは続きます。
この体験が、同じような状況の方の参考になれば嬉しいです。
家計を見直して約2年経った現在
昨年の母の家計は約100万の黒字でした。
年金支給のない月では赤字になるものの、
年間ではしっかり黒字になっていました。
なにより、
お金の流れを整理、見やすくできたことで、漠然とした不安は薄らいだようでした。
見直し時に気をつけたこと
- 無理に変えない
- 困ったらすぐフォローできる環境を作る
- 最後に決めるのは本人
ちなみに、今回母が使っているのは
自分が普段から使っているネット銀行とネット証券、格安SIMです。
操作に迷ったときにすぐフォローできる、という点を一番重視しました。
実際にやったこと
手続きはできるだけ母本人に進めてもらい、
分からないところだけ私がサポートしました。
また、「合わなければ元に戻せば大丈夫」という考え方で、
無理なく一つずつ見直していきました。
ネット銀行・証券の口座開設
父が遺してくれたお金を安心して管理できるように、ネット銀行の利用を提案しました。
・自分も使っていること、
・不要な勧誘がほとんどなかったこと
・証券口座も開設することで銀行と合わせて2000万円は保証枠ができること
この3つを伝えたところ、ネット銀行を使ってみようと決まりました。
同時にメガバンクでのNISAもネット証券に移管しました。
保険金の入金後も不要な勧誘はなく、これだけでも随分不安は減ったようでした。
ゆうちょ銀行口座の解約
使う機会も減り、無くても困らないとのことだったので、
じゃあ、やめちゃおうかとなりました。
すっかり忘れていた定期預金があったようで、
50万円程の埋蔵金!?が出てきてお互いビックリしました。
クレジットカードの整理
普段使いしているのは1枚と分かり、
不要なカードで不正利用に遭っても困るので全て解約手続きをしました。
クレジットカードは4枚から1枚に整理することができました。
父の口座から引き落としになっていた水
道・光熱費もクレカ支払いにまとめてみることにしました。
最初は1枚のみで不安もあったようですが、
3ヶ月ほど経って生活に支障ないことも分かったのかスッキリした!
と言ってくれました。
携帯電話プランの見直し
使用状況を話し合い、格安SIMへ見直しました。
その結果、通信費を以前の半分以下に下げることに繋がりました。
困ったらすぐフォローできる環境を作ったことで、
SIMカードの入れ替えや初期設定は、
母ひとりで済ませることができました。
家計簿アプリの導入
見直ししてしばらく経った頃、
母から1ヶ月の生活費をちゃんと把握してみたいと相談も出てきたので、
私自身は家計簿アプリで管理していることを伝えました。
口座やクレジットカードの整理も一通り済んでいた時期だったので、
母も使ってみることに決まりました。
今は自分なりに見やすくなるよう、
なるべく触るようにしていると言ってます。
父の携帯番号を残した理由
父の携帯については、母とは少し違う判断をしました。
気持ちの部分が大きかったのですが、父の携帯を解約することで、
これまでの家族のやりとりが消えてしまうことを、
家族全員すんなり受け入れられませんでした。
そこで、亡くなる前に母の名義になるよう変更手続きだけはしておき、
現在は月額290円のプランで番号を維持しています。
費用だけでなく、気持ちの面も大事にして、
我が家ではこの判断でよかったと感じています。
まとめ
これは母と見直しを決めて、約2ヶ月ほどの間に進んだ出来事です。
父の葬儀などが一通り済んだ頃、母との何気ない会話の中で、
「家計管理をちゃんとしなきゃ…」
「色々整理はしておきたい…」
と、漠然とした不安を抱えていることを知りました。
特に、生命保険で受け取ったお金を
どう管理すればよいのか分からないという不安が大きかったようでした。
そのとき母と一緒に考えたことや、実際にどのような判断をしたのかは、
こちらの記事で詳しくまとめています。
もし、何も起きていない平穏な時期に
「家計管理を見直そう」とだけ伝えていたら、
ここまで早く進まなかったかもしれません。
物事を進めるには、
無理に動かすのではなく、潮目を見極めることも大切なのだと感じました。
生活は少しずつ変わっていくため、
その時々で家計管理も見直しが必要になります。
今回あらためて感じたのは、不安を減らすには「正解を教える」ことよりも、
一緒に考えながら準備を進めることが大切だったということです。
この体験が、親のお金の管理に悩む方の参考になれば嬉しく思います。


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