墓じまいステップ②|お寺への相談と永代供養・時期の確認ポイント

家族の中で「墓じまいをしよう」と方向性がまとまったら次は“実際に動き出す段階”です。

でも、「何から話せばいいのか」「どこまで聞いていいのか」…迷う人も多いと思います。

私たちも最初はどう伝えたらいいか迷いました。けれど、思い切って現状をそのままお話ししたことで、住職さんがとても親身に対応してくださいました。

この記事では、実際にお寺へ相談したときの流れや、永代供養・費用の確認ポイントをまとめています。

  • 家族の状況や気持ちが整理できたか
  • 永代供養の有無を確認したか

「お寺への相談前に整理しておきたいこと」

葬儀や相続の手続きが一段落した頃、父の実家へ行く機会を作り、その際にお寺へも相談しようと決めていました。

「どんな順番で話せばいいんだろう」と迷いましたが、結果的には家族で話し合って整理した内容を、そのまま率直にお伝えする形にしました。

  • これまでお墓の管理を担ってくれていた父が亡くなったこと
  • 私たち家族の生活拠点が東京にあり、頻繁に足を運ぶのが難しいこと
  • この先5年、10年と綺麗な状態でお墓を維持し続けるのは現実的に難しいと感じていること

こうした背景を率直にお話しして、家族で墓じまいをする決断に至ったことをお伝えしました。

このように、まず自分たちの現状や気持ちを整理しておくと、いざお寺に相談する際も落ち着いて話すことができます。

「お寺に相談したときの流れと確認ポイント」

住職さんは、私たちの気持ちや状況を丁寧に受け止めて、今後の進め方を説明してくださいました。


主に確認したポイントは次の3つです。

  • 永代供養についての案内(遺骨をお寺で引き取り、永続的に供養してくださる方法)
  • 石材店の紹介(お寺に一番近い石材店でした)
  • 費用の概算(墓石の撤去費用などを含めて、おおよそ100万円前後との見積もり)


また住職さんは「急いで決めなくて大丈夫ですよ」と言ってくださいました。
「冬の厳しい時期ではなく、暖かくなってから進めてはどうでしょうか」と提案してくださり、なんだかホッとしたのを覚えています。

「お寺に相談する=すぐ墓じまいの手続き」というわけではありません。

多くの場合、住職さんは“家族が迷っている段階”でも話を聞いてくださるのだと感じました。

まずは「今の状況をお伝えしてみる」くらいの気持ちで大丈夫です。

シリーズ全体の手続きをまとめたハブ記事はこちら:
墓じまいの流れと費用まとめ(ステップ①~⑤)

「相談してわかった、お寺との向き合い方」

正直に言えば、最初に費用の話を聞いたときは「そのくらいかかるんだ…」と驚きました。

けれど、住職さんが私たち家族の事情を丁寧に聞いてくださり、「焦らず、時期を見て進めましょう」と提案してくださったことで、気持ちが落ち着き、現実的に進めるイメージが少しずつ見えてきました。

実際に相談してみて感じたのは、
お寺は“墓じまいの手続きをする場所”というより、“家族の気持ちを受け止めてくれる場所”でもあったということです。

もし今、「どう切り出したらいいか分からない」「どんなふうに話をすればいいか不安」という方は、まずは状況をそのまま伝えてみるだけでも大丈夫です。

一度話してみると、きっと少し肩の力が抜けて、次に進むための道筋が見えてくると思います。

「お寺に相談してよかった」と思える瞬間が、きっと“後悔しない墓じまい”の第一歩になるはずです。

「お寺への相談で得られた安心と、次に進むための一歩」

家族の中で墓じまいの方向性が決まっても、実際の進め方は分からない部分が多いものです。

けれど、お寺に相談することで、進め方の全体像が少しずつ明確になり、次に何をすればいいのか考えやすくなりました。

お寺に相談できた時点で、すでに「墓じまいの次の一歩」を踏み出せています。

そして、相談する=すぐに手続きを進めるという意味ではなく、ちゃんと「気持ちを整理する時間」もあるのだと感じました。

焦って進めてしまうと、家族の足並みがズレてしまうこともあります。
だからこそ、家族それぞれのペースで、ゆっくり話し合いながら進めていくことが大切だと思います。

お寺との相談を経て方向性が定まったら、次は親戚への報告と理解を得るステップです。
ここでも、「どう伝えるか」「どのタイミングで話すか」に悩む方も多いと思います。

次回の記事では、私たちが実際に親戚へ伝えたときの流れや、配慮した点を詳しくまとめていきます。


次のステップはこちら:
親戚への墓じまい連絡と伝え方(ステップ③)

前のステップはこちら:
墓じまいの話し合いの進め方(ステップ①)

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