今回のインゴット売却で、もうひとつ大きく引っかかっていたのが 税金のこと でした。
「取得費が分からない場合どうするの?」
「売却額のかなりの部分が税金で消えるのでは?」
自分で調べても確信が持てず、不安が募っていました。
そこで思い切って税理士さんに相談し、疑問をひとつずつ整理してもらいました。
この記事では、私が実際に相談する中で理解できた 税金の重要ポイント をまとめています。
なぜ専門家に相談しようと思ったのか
今回の売却を決めた際に「誕生祝いで税金トラブルは避けたい」という自分の本音に気づくことができましたが、自分で調べても正しいのか確信が持てない…。
やっぱり「これは専門家に相談したいな…」と思ったのがきっかけでした。
一方、「税理士さん=事業の人のための専門家」というイメージもあり、個人のこうした相談をお願いしていいのか分からず、迷っていました。
そこで、
「確定申告?」
「こんなこと聞いて大丈夫?」
「この用語の意味は?」
こういった初心者向けの案内もあるところを探して「自分でも相談しやすそう」と感じた方にお願いしてみようと考えました。
税理士さんから教わった税金の基本ポイント
まず事前に自分で調べた内容や疑問点を送り、相談方法はオンラインでお願いしました。
拙い文章だったと思うのですが、とても分かりやすく補足・整理してくださり、モヤモヤしていた疑問が解消できました。
今回のようなインゴット売却で得られる利益は譲渡所得というものに該当します。
そこからどのように課税所得、納税額と決まっていくのか説明していただきました。
自分なりに理解できたことをまとめてみました。

とくに印象に残ったのが次の2点でした。
みなし取得費について
取得費用が全く分からない場合、
売却額の5%を取得費用とする「概算取得費」として計算、申告することができます。
例えば、
100万円で売却、取得費(購入費)が不明だった場合、
100万円 × 5% = 5万円 が概算取得費となります。
注意点としては実際の取得費用より少ない金額となることも想定されるので、購入費が分かる書類が確実に保管されていることが大切だと感じました。
確定申告での住民税の納付方法の選び方
ここの選択を間違わないことが勤務先を驚かせたり、思わぬトラブルを回避できるポイントだと思いました。

相談して分かったこと・安心できたこと
売却後の資金の動きを具体的にイメージでき、気持ちが軽くなりました。
詳細な記載は省略しますが、「納める税金の概算金額」も把握することができました。
初めての相談でしたが、とてもお話しやすく、
「思い切って相談して本当に良かった」と感じています。
個人でも相談できる税務相談の選択肢
オンラインで進めることに抵抗がある場合は、自治体で行っている無料の税務相談も検討してみると良いと思います。
予約は電話やオンラインで申し込みができ、対面を含めた方法で相談ができるといったものです。
相談をお考えの方はお住まいの自治体で探してみてはどうでしょうか。
売却方法、納める税金についてかなりクリアになったので、実際に売却手続きに進むことにしました。
つぎのステップでは実際に田中貴金属で売却した手続きについて紹介します。

コメント